日本の気候・風土の中で育まれてきたお茶の文化、その歴史と文化、味と香り、そしてその風景が和束町にあります。
 日本のお茶の原点ともいえる京都府和束町は、鎌倉時代から800年余り続く宇治茶の主産地で今も伝統と文化が息づくまちです。
 半径100km圏内に京都・大阪・神戸・名古屋・堺の5つの政令指定都市に囲まれながらも、日本の原風景を留め、先人が数百年かけ、丹精込めて作り上げた茶畑の風景は、まさしく日本の桃源郷。
 訪れた人々に心のやすらぎと、明日への精気を与えることでしょう。


和束茶のはじまり

鎌倉時代に「海住山寺」の高僧"慈心上人"が茶の種子を分けてもらい、育てるのに最適な場所として和束に植えたのが和束茶の始まりです。江戸時代には皇室領となり、京都御所に納められていました。

和束茶がおいしい理由

鎌倉時代に「海住山寺」の高僧"磁心上人"が茶の種子を分けてもらい、育てるのに最適な場所として和束に植えたのが和束茶の始まりです。江戸時代には皇室領となり、京都御所に納められていました。

身体に良い煎茶

和束町は、日本一の煎茶の産地として知られていますが、煎茶には、カテキン、カフェイン、タンニン、ビタミンC、B1、B2、E、カロチン、各種アミノサン、鉄、カルシウム、リンなど、身体に有効な成分が入っていて、体調を整え、美容と健康にうれしい飲み物です。

生業の茶畑景観

和束町は周囲を山々に囲まれ、その山肌には茶畑が広がります。京都府内最大の茶畑を有し、茶畑の景観は幹線道路を通過する車の車層からでも見ることができ、茶源郷のイメージを醸し出します。この茶源郷の風景が「生業の景観」として京都府景観資産登録第1号に指定され、また京都府選定文化的景観に選定されました。


事業の趣旨・目的

 

事業の趣旨

雇用創造実現事業では、和束町の主要産業である茶産業を核とし、これらに観光産業、伝統産業などを連携させながら産業振興を図ることで、地域が自発的に雇用を創出していくような施策を展開していくこととする。そのために町が進める茶の新規ビジネス創出や、茶の多角的な販売の促進、茶の既存ビジネスをテコにした域内需要の拡大などの取り組みと連動しながら、これらの取り組みを担う人材育成、製茶業者を中心とした雇用拡大、および域内の就職促進の施策を実施していく。


事業の目的

雇用創造実現事業では和束町が自発的かつ継続的に産業の振興を通し雇用を創出していくことのできる地域になることを目指し、

  • 基幹産業である茶産業における新産業の新規ビジネス創出や多角的な販売による事業の拡大による雇用の拡大
  • 遊休公共資産・空家の活用による交流人口拡、町の収入・雇用増へ地産地消の増加
  • 総合コンシェルジェとしての「和束茶カフェ」の確立、地域外との交流・マーケティングへの活用
  • これらの取り組みおよび雇用創出に向けた情報の発信における施策を展開し、雇用を創出する

ことを目的とする。


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和束茶を知る

お茶の種類と特徴

世界のお茶には、「緑茶」や「紅茶」や「烏龍茶」など様々な種類があります。それらの違いは、発酵させているかどうかで決まります。つまり、ほうじ茶や玄米茶なども含めて日本茶は発酵させずに作るため、すべて緑茶に属します。
 紅茶は完全に発酵させて作られる発酵茶であり、烏龍茶などは発酵を途中で炒って止めるので、半発酵茶と呼ばれます。
 また、日本国内の茶園にも茶葉の育成方法に以下の2通りの方法があり、それぞれで作られるお茶の種類も変わります。

  • 覆下園(おおいしたえん)
    うまみを出すために覆いをして直射日光を避けてじっくり生育させます。
    てん茶(抹茶)・玉露・かぶせ茶を生産しています。
  • 露天園(ろてんえん)
    覆いをしないで、直射日光を当てながら育成させます。
    煎茶・ほうじ茶・玄米茶・番茶などを生産しています。

和束町は、京都府下最大の生産地です。また、抹茶用のてん茶の栽培でも、全国最大の生産量を誇っています。

和束茶の歴史

和束町地域のお茶の歴史は、鎌倉時代に海住山寺(現在の加茂町瓶原)の高僧「慈心上人」が、茶業興隆の祖とされる「栂尾の明恵上人」より茶の種子の分与を受け、鷲峯山麓に栽培したのが始まりと言われています。
(和束町は、町の中心を和束川が流れる盆地のような地形であり、川から発生する川霧やその土壌がお茶の栽培には、大変適した地域なのです。)
  江戸時代の元文3年(1738年)には、和束町の隣町である宇治田原の永谷宗円が「青製煎茶」の製造法を考案し、和束は煎茶の特産地として発展しました。この頃から茶栽培が増加し、江戸中期には茶保護政策により、和束地域の茶業は一層の進歩を遂げました。
   戦前までは、お茶は絹糸と並んで重要な輸出品でもあったのですが、太平洋戦争中は極度の食糧・肥料不足で転作を余儀なくされ、生産量が激減しました。
しかし、戦後の国土の復興により茶価の高騰が増産意欲を高め、今日では京都府下最大の茶産地となり、美しい茶畑の景観も復活しました。
(京都府景観資産登録第1号 平成20年1月)

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京都府景観資産

和束町は京都府の南の端、奈良平常京と宇治平等院とのほぼ中間に位置し、緑豊かな山腹に茶畑が広がる、宇治茶の主産地です。
和束のお茶の代表は山吹色に輝く煎茶です。町の中心を和束川が東西に流れ、寒暖の差が朝霧を生み、「こく」のある茶葉を育みます。
この茶畑の眺望風景が、「生業の景観」として京都府景観資産登録第一号に指定され、また京都府選定文化的景観に選定されました。

茶源郷マップ

白栖・石寺の茶畑

春、和束の町は西から東へと順に暖かくなり、西に位置するこの地域は「早場(はやば)」と呼ばれ、4月下旬には早くも茶摘みが始まります。近代的な農園整備がなされ、空まで続く茶畑が見られます。

撰原(松尾)の茶畑

和束の茶畑は、川沿いから見上げるだけでは想像もつかないほど、急斜面の山の上にも広がります。この地域では傾斜に合わせ、パッチワークのように繊細に畝が巡らされ、まさに「山畑」と言えます。

釜塚(南部)の茶畑

釜塚山の茶畑では、傾斜地を先人がすべて手鍬で開墾し、拡げたものです。茶畑と、住まいする民家が隣あわせにある独特の景観は和束が誇る「生業(なりわい)の景観」です。

原山(養治)の茶畑

和束町に初めてお茶の木が植えられたのは鎌倉時代、原山と伝わります。数ある茶産地の中で、収穫と手入れのために一年を通して最も多く鋏を入れる和束の茶畑は、ときに芸術的な光景を見せてくれます。


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和束茶カフェとは?

和束茶カフェとは、和束町雇用促進協議会の取り組みである「行ってみたい茶源郷づくり」を地域活性化の基本コンセプトとして、「茶のまち和束」を最大限にアピールすることを目指す情報発信センターです。
地域住民の参加により、様々な機能を発揮して、和束町にお越しになる方々の総合案内所として、またお茶と観光をキーワードに交流人口の拡大を計り、地域力の再生を推進する役割を担っています。

喫茶機能について

地域住民が主体で運営されていて、お茶はもちろんお茶に良く合うサイドメニューも用意されています。
明るく素朴で和やかな雰囲気をお楽しみください。

直売所機能について

町内のお茶屋さんの美味しいお茶が昔なつかしい茶箱の上に並んでいます。
茶匠さん達の選りすぐりの一品が見つかると思います。
また、和束町内の産品も色々取り揃えてあります。

観光案内所について

和束の景観資産や文化的景観について史跡・名勝についての情報提供をしています。
(各種体験プログラムや歴史ガイドボランティアなどの活動も予定しています。事前にご相談ください。)

ふるさとギャラリー

地域住民の憩いの場として、和束町に縁のある作品を展示しています。
商用や観光などで訪れた方々にも楽しんでいただけるものとなっています。
ご来訪の折には、是非ご覧になってください。


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